「これで合格できると思っているの?」
N君の小論文を読んだ高校の先生には、そう言われました。
Nさんは、指定校推薦での進学を目指していました。定期テスト対策を中心に行い、ある程度の評定には達したものの希望する大学の指定校推薦枠からは、外れてしまいました。ところがNさんの場合は、そこで落胆することなく「AO入試で挑戦しよう!」と考えたのでした。
AO入試に挑戦することを決めたNさんが、高校の先生に相談に行ったところ「今からで間に合うと思うの?」と、厳しい言葉を投げかけられたとのこと。さらに演習で書いた小論文を見せても、具体的な指導はなく「これで勝負できると思っているの?」「内容が薄いから、次回までに書き直すように」程度で終わっていたそうです。
残念ながら「高校の先生 = 受験指導の専門家」ではありません。さらに、小論文対策のように専門的な知識と指導経験を持ち、実戦的な指導ができる先生は少ないのが現状でしょう。誤字脱字を修正したり「とにかく何度も書き直せ!」と精神論だけを振り回しても実力は身につきません。目標を持ち頑張ろうとしても、適切な指導を受けることができずに、最初からつまづいてしまうのは残念なことです。
高校の先生にも「得意分野」があるもの。自分が志望する大学に合った指導ができる先生を探して、相談してみることも大切。EG式の佐藤先生も、高校生を対象に「学習カウンセリング」を実施しているよ。
今までと同じ努力 =いつもと同じ結果
Nさんの学習相談を担当した佐藤先生のカウンセリングによると「本格的な小論文対策を行っていないので、作文と小論文の違いから指導する必要がある。課題に対応する基礎学力を一から勉強し、800字〜1000字前後の文章をまとめる演習も必要。のこりの時間を考えると厳しい状況」ということでした。
今まで受けてきた授業では、レベルアップは望めません。「自分なりの努力」ではなく「同じ大学を目指している生徒以上の努力」が必要になります。
「遅れを取り戻すため、そしてレベルを上げていくため、今までの3倍では足りないかもしれない。それ以上の厳しい課題量になるかもしれないよ」
「はい」
「絶対に最後まで諦めないのならば、応援するよ。本当に挑戦する覚悟はある?」
「やります!」
Nさんは、佐藤先生の質問に即座に答えます。まじめに、地道な努力を続ける生徒を応援するのが、私たちEG式の指導方針。本気で覚悟を決めた生徒に対して「これで勝負できると思っているの?」と突き放すことはありません。入試が始まる直前まで、全力で応援していくだけです。
早速、佐藤先生はNさんの状況を細かく分析して、次回までの課題と用意しておく資料を指示。こうして、入試対策が始まったのです。
新しい挑戦を始める時は「最初がいちばんエネルギーが必要」なんだ。しっかりと目標を見つめて、勢いよく始めていくのも大切なんだね。
知識を増やし、視野を広げる。
数を積み上げ、努力を重ねていく。
小論文対策というと「文章を書く演習」や「表現技法・段落構成」などを身に着けることだと考えている生徒も多いかもしれません。しかし論理を支える知識がないと、表面的で視野の狭い内容で終わってしまいます。高校の作文や読書感想文ならば、それでもいいかもしれませんが、合否を決定する「小論文」ではライバルに差をつけアピールしていくことは難しくなります。
佐藤先生はNさんの理解度を確認し「200文字前後」の課題を多くこなし「書く演習」を実戦しながらも、課題に対応できる知識を増やしていく時間を多めに設定する学習計画を作成。毎回、簡単なディスカッションを加えながら、論理の弱い点や広げていける部分を指摘しながら指導を進めていきました。
効果は、夏休みが終わったあたりから見えてきました。夏休みを利用して、多めの設定した課題をこなしたことで、少しずつ会話の内容にも具体的な事例が盛り込まれるようになってきました。
「小論文は、考える力とかセンスがないと駄目ですね。甘く考えていました」
「でも、次にやるべきことを教えてもらえるので頑張れます!」
自分の弱点や、甘く考えていた部分を把握することが最初の大きな課題のひとつです。Nさんは、さらなるレベルアップを目指して進んでいきます。
小論文は「文章力」だけではなく、何を問われているのかを読み取り、論理的に説明していく力を問われているんだ。主張を裏付ける資料を整理し準備していく作業も必要だよ。長期と短期の学習計画を同時に考えて、計画的に進めていこう。
本物の先生との出会いが、運命を変える
佐藤先生には大変お世話になり、ありがとうございました。息子を工大合格に導いていただき感謝申し上げます。(中略)先生の今後のご活躍をお祈りしております。
これは、合格が決まった後、Nさんの母親から私たちのところに届いたメッセージの一部です。良い指導者との出会いが運命を変える、といいます。佐藤先生との出会いが、Nさんの飛躍のきっかけとなれたのなら、本当にうれしく思います。
大学入試は、一生に一度のチャンス。もし今あなたが「挑戦したい目標」があるのならば、全力で挑戦してみよう。「今までの自分を乗り越えた」体験を、積み重ねていこう。柔軟な10代の高校生のみなさんの限界は、まだまだ先にあるはずです。
すべての生徒に与えられた時間は同じ。その貴重な時間を、正しい指導で、全力で努力を積み重ねた人が、合格ラインへと近づいていけるのです。一年あれば、ワンランクアップの志望校に合格することは夢ではありません。今すぐ、目標に向かって最初の一歩を踏み出していきましょう!
本気で挑戦し、継続する生徒にしか見えない「新しいチャンス」がある。自分を信じて、前を向いて進もう!がんばれ受験生!
佐藤先生の授業が、自宅で受けられる!
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指導科目:推薦・面接・小論文
指導実績:東北学院大学・東北福祉大学・東北工業大学・国立大学(文系)対応
指導地域:宮城県仙台市(多賀城・富谷町含む)
受講料:24.000円/月(税込み・26.400円 × 週1回90分の場合)※受講料には諸経費が含まれています。※希望者を対象に夏休み期間・直前期間の追加授業にも対応します。
入会金:20.000円/月(税込み・22.000円)兄弟生無料